クリス・マニックス「ラッセル・ウェストブルックはアレン・アイバーソンの道を辿っている」
ロサンゼルス・レイカーズのNBAスター、ラッセル・ウェストブルックは、現地28日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦でシックスマンとしてプレイした。
ウェストブルックのシュートの精度は相変わらずだったものの、少なくともレイカーズにエネルギーをもたらしたのは間違いないだろう。
だが、シックスマンとして起用されたからといえ、ウェストブルックがプレイスタイルを変えたわけではない。
NBAアナリストのクリス・マニックスによると、ウェストブルックが全盛期を過ぎたことを自覚し、プレイスタイルを調整しない限り、契約最終年となる今季がNBAキャリア最後のシーズンとなる可能性もあるという。
マニックスはウェストブルックについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
どの選手にとっても辛いのは、身体能力が衰え、スキルが低下したことを受け入れることだ。
我々はアレン・アイバーソンがデトロイトからメンフィス、そしてフィラデルフィアに戻った過程でキャリアが終わりに向かっていくのを見た。
彼がスキルの低下を受け入れ、衰えたことを受け入れていれば、彼はあと3年、4年、5年は続けることができただろうね
ウェストブルックはアレン・アイバーソンの道を辿っているように見える。
彼はキャリアを通して担ってきた役割以外を受け入れようとしていない。
MVPを勝ち取ったオクラホマシティ・サンダー時代の選手ではなくなったことを受け入れようとしていないんだ。
マニックスによると、ウェスブルックが今のパフォーマンスを続ける限り、FAになる来年夏にミニマム契約さえ手にできない可能性があるという。
ウェストブルックがウルブズ戦を終えた後、「どんな役割も受け入れる」、「犠牲を払うことをいとわない」などと語ったというが、果たして有言実行し、レイカーズの勝利に貢献することができるだろうか?
なお、ウェストブルックの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 4 | 1025 |
平均出場時間 | 29.5 | 34.7 |
平均得点 | 12.3 | 22.8 |
平均リバウンド | 7.0 | 7.4 |
平均アシスト | 4.0 | 8.4 |
平均スティール | 1.8 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 2.5 | 4.1 |
FG成功率 | 30.9% | 43.8% |
3P成功率 | 12.5% | 30.4% |
フリースロー成功率 | 65.0% | 78.3% |
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