ルカ・ドンチッチに早くも疲労の兆候か?
ダラス・マーベリックスを指揮するジェイソン・キッドHCは先日、ドンチッチが相手から強く接触されてコートに倒れるケースが増えていることに触れ、将来的にドンチッチの身体に悪影響を及ぼすことを懸念していると語った。
だが、キッドHCはドンチッチの出場時間についても見ていかなければならないのかもしれない。
hoopsrumors.comによると、ドンチッチは現地10日にワシントン・ウィザーズに敗れた後、「何よりもここ2試合はコート上で疲労を感じている」と漏らしたという。
ドンチッチの今季ここまでの使用率はNBAトップだ。
NBAキャリア最長となる平均出場時間36.9分を記録しているドンチッチの使用率は39.14%。
これは2016-17シーズンのラッセル・ウェストブルックの使用率41.65%、2018-19シーズンのジェイムス・ハーデンの使用率40.47%に次ぐ、NBA史上3位の数字だという。
ドンチッチはこの夏にユーロバスケットに出場したこともあり、マブスがNBAタイトルを獲得するにはドンチッチの疲労のマネジメントが重要な要素となりそうだ。
なお、ドンチッチの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 12 | 276 |
平均出場時間 | 36.9 | 34.0 |
平均得点 | 34.3 | 26.7 |
平均リバウンド | 8.7 | 8.6 |
平均アシスト | 8.1 | 8.0 |
平均スティール | 2.0 | 1.1 |
平均ターンオーバー | 3.3 | 4.1 |
FG成功率 | 49.6% | 45.9% |
3P成功率 | 28.6% | 33.5% |
フリースロー成功率 | 74.8% | 73.8% |
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