カイル・クーズマ「ビッグマーケットでは常にドラマがある」
NBAキャリア6年目を迎えているカイル・クーズマは、ブラッドリー・ビール不在のワシントン・ウィザーズを牽引するパフォーマンスを見せている。
ロサンゼルス・レイカーズ入団後はチームの未来を担う若手有望株のひとりとしてみなされていたものの、レブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビスが加わって以降は役割が減少し、多くの批判を浴びたクーズマ。
ウィザーズで開花したのは、ビッグマーケット特有のプレッシャーから解放されたからなのかもしれない。
クーズマによると、NBA史上最も偉大なチームのひとつであるレイカーズでプレイする場合、またNBA史上最も偉大な選手のひとりであるジェイムスとともにプレイする場合、さまざまなドラマに耐えるメンタルが求められるという。
クーズマはレイカーズについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
(昨季は)レイカーズの全試合を見たと思う。
今季はそれほど見ていない。
物事は間違いなく劇的に変わった。
ビッグマーケットでプレイしていると、ロサンゼルスでプレイしていると、常にたくさんのドラマがある。
レブロンのような史上最も偉大な選手のひとりと一緒にプレイしていると、さらにたくさんのドラマがある。
それを通して戦わなければならないんだ。
レイカーズのような歴史的なフランチャイズでプレイする選手たちは、常にプレッシャーと戦わなければならない。
闘将パトリック・ベバリーはブルックリン・ネッツに勝利した後、「ようやく外に出掛けることができる。レストランで食事を楽しんだりできる」と語ったように、勝てない状況が続くと常に批判にさらされてしまうだろう。
プレッシャーから解放されたクーズマはNBA選手としてますます成長し、ウィザーズを長く牽引するに違いない。
なお、クーズマの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 14 | 356 |
平均出場時間 | 32.9 | 30.5 |
平均得点 | 18.4 | 15.7 |
平均リバウンド | 7.9 | 6.3 |
平均アシスト | 2.7 | 2.2 |
平均スティール | 0.2 | 0.6 |
平均ターンオーバー | 2.3 | 1.9 |
FG成功率 | 45.5% | 44.9% |
3P成功率 | 31.8% | 33.8% |
フリースロー成功率 | 73.6% | 72.4% |
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