ワシントン・ウィザーズのカイル・クーズマには、トレードの可能性が浮上している。

ウィザーズ移籍後に飛躍したクーズマにはロサンゼルス・レイカーズやフェニックス・サンズ、ニューヨーク・ニックスなど複数のNBAチームが関心を持っているというが、クーズマ獲得を狙うNBAチームの期待は高まりつつあるのかもしれない。

clutchpoints.comによると、ウィザーズが現地2月9日のトレード期限までにクーズマを放出するという考えが、NBA全体に広がっているという。

クーズマは先日、ウィザーズと延長契約を結ばず、来年夏にプレイヤーオプションを破棄してFAになることを宣言した。

カイル・クーズマがオプション破棄を宣言

トレード噂浮上のカイル・クーズマが延長契約を避ける理由について「スマートなビジネスではない」

クーズマはビッグマーケットのチーム、もしくはNBAタイトル獲得を狙えるチームへの移籍を望んでいるというが、もしクーズマが来年夏にウィザーズを去るなら、ウィザーズは何の見返りもなしにリーディングスコアラーのひとりを失ってしまうことになる。

クーズマがウィザーズと再契約する可能性は現時点で低いと見られているため、ウィザーズとしてはクーズマをトレードで放出し、見返りを得たいところだろう。

クーズマの市場価値が高まっている今はトレードの絶好のタイミングのようにも思えるが、現地2月9日までにウィザーズがどう動くのか注目したい。