ドワイト・ハワードがマジックにトレードを要求した理由を明かす
2004年のNBAドラフト1位でオーランド・マジックに入団したドワイト・ハワードは、NBAを代表するビッグマンのひとりに成長した。
多くのマジックファンはハワードがマジック一筋のNBAキャリアを送り、いずれはNBAタイトルをもたらすと期待していただろう。
だが、ハワードは2012年にトレードを要求し、コービー・ブライアント率いるロサンゼルス・レイカーズに移籍した。
ハワードの突如のトレード要求は”ドワイト・メア”と伝えられ、その結果ハワードは強烈にバッシングされることになったわけだが、ハワードがトレードを要求した理由を明かした模様。
ハワードによると、マジックに悪い感情があったわけではなく、ただ人生を変えるタイミングだったという。ハワードのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
オーランドにいた時、僕はトレードを要求した。
密室での会話だった。
僕は誰にも何も言わなかった。
GMにだけ伝えた。
気が付けば、世界中に拡散していたんだ。
あの場所は僕にとって快適すぎた。
人生に何か変化を加えなければならないと感じていた。
人々は「ドワイト・ハワードは(マジックを)離れたがっている」と誤解していたと思う。
あの場所は僕史上最もお気に入りのひとつさ。
ハワードは当時、指揮官のスタン・バン・ガンディの解雇を望んでいると報じられた。
だが、ハワードによると、それも誤解であり、説明するタイミングを逃してしまったという。
マジックを離れた後は怪我とも戦い、マジック時代のような輝きを取り戻すことができなかったハワード。
マジックのファンはハワードの言葉を受け入れ、ハワードが凱旋する機会があれば両手を広げて歓迎するに違いない。
なお、ハワードのマジック時代とそれ以降のNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | マジック時代 | レイカーズ以降 |
---|---|---|
出場試合数 | 621 | 621 |
平均出場時間 | 36.2 | 27.4 |
平均得点 | 18.4 | 13.0 |
平均リバウンド | 13.0 | 10.6 |
平均アシスト | 1.0 | 1.2 |
平均スティール | 1.0 | 0.7 |
平均ブロックショット | 2.2 | 1.4 |
平均ターンオーバー | 3.1 | 2.2 |
FG成功率 | 57.7% | 60.0% |
3P成功率 | 3.0% | 30.0% |
フリースロー成功率 | 58.8% | 53.5% |
コメントを残す