ブルックリン・ネッツのNBAオールスターフォワード、ケビン・デュラントは、現地7日に行われたシャーロット・ホーネッツ戦で29得点、9リバウンド、8アシストとトリプルダブルに迫るパフォーマンスを見せ、チームを勝利に導いた。

ホーネッツを指揮するスティーブ・クリフォードは試合後、「彼（デュラント）はコート上での仕事のやり方がコービー・ブライアントに似ている」、「コービーを思うと情熱が浮かび上がり、ケビンを思うと情熱が浮かび上がる」と大絶賛。

デュラントは敵将からの最大の賛辞について感想を求められると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。

コービー・ブライアントのような存在になるのは難しい。

だが、僕は今日に至っても彼から学んでいる。

彼がやったすべてをコピーしようとしているんだ。

マイケル・ジョーダンもね。

彼らはバスケットボール選手として目指すべき姿を示してくれる存在さ。

だから僕は可能な限りシンプルに彼らをコピーしようとしているんだ。

ブライアント引退後のNBA最高のスコアラーを挙げるなら、多くのNBAファンはデュラントを選ぶだろう。

3ポイントやドライブだけに頼らないデュラントは、ブライアントやジョーダンのように多彩なオフェンスオプションでスコアリングを重ね続けるに違いない。

なお、デュラント、ブライアント、ジョーダンのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	K・デュラント	K・ブライアント	M・ジョーダン
出場試合数	965	1346	1072
平均出場時間	36.8	36.1	38.3
平均得点	27.3	25.0	30.1
平均リバウンド	7.1	5.2	6.2
平均アシスト	4.3	4.7	5.3
平均スティール	1.1	1.4	2.3
平均ブロック	1.1	0.5	0.8
平均TO	3.2	3.0	2.7
FG成功率	49.8％	44.7％	49.7％
3P成功率	38.3％	32.9％	32.7％
FT成功率	88.5％	83.7％	83.5％