ジェラミ・グラントがピストンズとの契約を振り返り「後悔はしていない」
ベテランフォワードのジェラミ・グラントは2019-20シーズンをデンバー・ナゲッツで過ごした後、3年6000万ドルの契約でデトロイト・ピストンズに移籍した。
NBAプレイオフチームから若手中心に再建中のチームに移籍したことを不思議に思ったNBAファンも少なくないかもしれないが、グラントによると、ピストンズに移籍したことによりバスケットボール選手として成長することができたという。
グラントはピストンズとの契約を振り返り、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
後悔はしていない。
僕は選手として成長したと思う。
今の自分になるための機会を手にしたかったんだ。
僕はこれまでも今のような選手だったと思うが、取り組まなければならないことがたくさんあった。
(ピストンズ移籍が)自分に成長の余地をもたらしたんじゃないかな。
グラントはナゲッツでスターターとして活躍していたが、ニコラ・ヨキッチとジャマール・マリーを中心としたナゲッツではボールを持つ機会がそう多くなかった。
だが、ピストンズではボールポゼッションの機会が増加。
それがグラントの成長につながったと言えるだろう。
ブレイザーズに移籍した今季をNBAキャリアベストのシーズンとしているグラントは、来年夏に完全FAになる。
もしブレイザーズでさらなる結果を残すことができれば、多くのNBAチームからオファーが殺到するに違いない。
なお、グラントの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 25 | 580 |
平均出場時間 | 36.5 | 26.5 |
平均得点 | 22.5 | 11.9 |
平均リバウンド | 4.2 | 4.0 |
平均アシスト | 2.8 | 1.4 |
平均スティール | 0.8 | 0.6 |
平均ブロックショット | 0.8 | 1.1 |
平均ターンオーバー | 1.9 | 1.1 |
FG成功率 | 47.2% | 45.4% |
3P成功率 | 45.1% | 35.8% |
フリースロー成功率 | 78.8% | 72.8% |
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