ジャック・ボーンHCがベン・シモンズのシュートについて「問題ない」
ベン・シモンズはフィラデルフィア・セブンティシクサーズ時代に1試合平均11.6のシュートアテンプト数を記録し、平均15.9得点をマークしていた。
だが、トレードでネッツに移籍して以降の平均シュートアテンプト数は6.0、平均得点は7.9と、半分近くに低下。
ネッツにはNBA屈指のスコアラーであるケビン・デュラントとカイリー・アービングがいる他、セス・カリーやパトリック・ミルズ、ジョー・ハリス、渡邉雄太といった長距離砲もあることが、シモンズの数字が低下している大きな要因だろう。
そのため、指揮官のジャック・ボーンHCはシモンズのシュート不足を問題視していないようだ。
ボーンHCはシモンズのシュート不足について質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
そのことについては彼と話していない。
僕は問題とは思っていない。
フリースローだけが選手の特徴を表しているわけではない。
彼は今もドライブしているし、リムを攻めることもある。
我々は彼にただプレイしてもらいたいと思っているんだ。
ネッツは現地4日にシカゴ・ブルズに敗れ、連勝は12でストップした。
とはいえ、ここ最近のネッツのパフォーマンスを見る限り、ジャンパーを得意としていないシモンズが無理にスコアリングを狙う必要はないだろう。
シモンズ自身もそう考え、ネッツの勝利に貢献するための最善策を模索しているに違いない。
なお、シモンズの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 28 | 303 |
平均出場時間 | 26.9 | 33.3 |
平均得点 | 7.9 (キャリアワースト) | 15.2 |
平均リバウンド | 6.7 (キャリアワースト) | 7.9 |
平均アシスト | 5.8 (キャリアワースト) | 7.6 |
平均スティール | 1.4 (キャリアワーストタイ) | 1.7 |
平均ターンオーバー | 2.2 | 3.3 |
FG成功率 | 59.8% (キャリアハイ) | 56.2% |
3P成功率 | – | 14.3% |
フリースロー成功率 | 41.3% (キャリアワースト) | 59.1% |
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