ブレイザーズと延長契約の資格を得たジェラミ・グラント「ここを去るつもりはない」
オフシーズン中のトレードでデトロイト・ピストンズからポートランド・トレイルブレイザーズに移籍したジェラミ・グラントは、トレードから6ヶ月が経過したため、延長契約を結ぶ資格を得た。
グラントは最大4年1億1265万ドルの延長契約を結ぶことができるが、ブレイザーズとグラントの延長契約の交渉はまだ始まっていないという。
だが、グラントはブレイザーズの一員としてプレイし続けることを望んでいるのかもしれない。
グラントはブレイザーズについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
僕は間違いなくここにいたい。
ここが大好きなんだ。
仲間たちは僕をすごく歓迎してくれている。
家族のような雰囲気だ。
全員がスーパークールで、チームには良い男たちが揃っているし、組織も素晴らしい。
ジョー(・クローニンGM)、チャウンシー(・ビラップスHC)、すべてが素晴らしい。
僕はここでの時間を楽しんでいる。
ここを去るつもりは本当にないよ。
グラントとデイミアン・リラードはチームUSAの一員として出場した2020年のオリンピックで友情を育み、将来的にブレイザーズで共にプレイする方法を話し合ったという。
グラントの延長契約の期限は現地6月30日。
もしグラントが完全FAになったとしても、ブレイザーズは他のNBAチームを上回る契約をオファーすることができるため、グラントが来季以降もブレイザーズのユニフォームを着てプレイする可能性は高い。
とはいえ、グラントの心が揺らがないためにも、チームとして結果を残したいところだ。
なお、リラードはグラントの去就について次のように語っている。
キャリアのこの時点で、彼がホームを探しているのは間違いない。
彼は他のチームを見ていない。
だから、彼が戻ってくる可能性は高いと思うよ。
彼は良い状況にいることを理解しているんじゃないかな。
自由にプレイすることができるし、彼にとってかなりシンプルなゲームになっている。
僕たちは彼を歓迎している。
今は19勝19敗だが、僕たちなら勝利のチームになれるんだ。
グラントの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 36 | 591 |
平均出場時間 | 35.8 | 26.6 |
平均得点 | 22.3 (キャリアハイタイ) | 12.1 |
平均リバウンド | 4.3 | 4.0 |
平均アシスト | 2.7 | 1.4 |
平均スティール | 0.8 | 0.6 |
平均ブロックショット | 0.7 (キャリアワースト) | 1.1 |
平均ターンオーバー | 1.9 | 1.2 |
FG成功率 | 49.1% | 45.6% |
3P成功率 | 44.2% (キャリアハイ) | 36.0% |
フリースロー成功率 | 79.6% | 73.0% |
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