ジェイ・クラウダーと八村塁のトレードが失敗した理由とは?
ワシントン・ウィザーズは先日、ロサンゼルス・レイカーズとのトレードで八村塁を放出し、ケンドリック・ナンとNBAドラフト2巡目指名権3つを獲得した。
ウィザーズが最も求めていたのはフェニックス・サンズのジェイ・クラウダーであり、ウィザーズとサンズは昨年12月に八村とクラウダーのトレードについて話し合い始めたという。
だが当時、サンズは八村を望まず、トレード交渉は破談したと報じられた。
しかし、トレード交渉を終わらせたのはウィザーズ側だったのかもしれない。
clutchpoints.comによると、ウィザーズはミルウォーキー・バックスを含む3チーム間トレードを立案し、複数年契約の選手を引き受けることなくコストを最小限に抑えたうえでクラウダーをバックスに移籍させることを望んでいたものの、バックス側が条件を譲らなかったため、ウィザーズはトレード交渉を終わらせたという。
ウィザーズはこの時点で八村をトレードで放出し、カイル・クーズマとクリスタプス・ポルジンギスとの再契約の準備を始めたと見られる。
長期契約の選手を引き受けるとキャップスペースが圧迫されるため、クーズマおよびポルジンギスとの再契約を控えているウィザーズとしてはリスクを避けたかったのだろう。
とはいえ、レイカーズに移籍して知名度が一気に高まった八村にとっては吉と出たと言えるかもしれない。
なお、バックスは今もクラウダーに関心を持っていると報じられている。
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