ブルックリン・ネッツは先日、NBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングをトレードで放出した。

これにより、昨年夏にネッツにトレードを要求したアービングの親友ケビン・デュラントの去就に注目が集まっている。

多くのNBAチームは「デュラントがトレードを要求する可能性がある」と考え、デュラントとネッツの状況をモニターしているというが、少なくともデュラントが今季中にネッツを離れることはなさそうだ。

ESPNによると、ネッツは他のNBAチームに対し、デュラントをトレードで放出する計画はないことを伝えているという。

ネッツのオーナーのジョセフ・ツァイとゼネラルマネージャーのショーン・マークスはデュラントと面会し、チームの方向性とNBAタイトル獲得に向けた計画について話したと報じられている。

話を聞いたデュラントは少なくとも現時点でトレードを要求していないというが、もしネッツが今季十分な結果を残すことができなかった場合、多くのNBAチームは再びデュラント獲得を狙うだろう。

そのため、ネッツは今季NBAチャンピオンを目指すために現地9日のトレード期限までにロスターを強化すると噂されている。

なお、デュラントの契約は2026年まで残っているため、もしデュラントがオフシーズン中にトレードを要求したとしても、ネッツは昨年夏のように相当な資産とのトレードを求めると見られている。