カイリー・アービングがネッツの組織に失望した3つのこととは?
NBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングは先日、ブルックリン・ネッツにトレードを要求した。
アービングのトレード要求はトレード市場に大きな衝撃をもたらしたが、トレード要求から数日後にダラス・マーベリックスへのトレードが決定。
マブスのゼネラルマネージャーを務めるニコ・ハリソンは、アービングについて「リスペクトされていると感じられる場所、彼自身でいられる場所でプレイしたいと思っている」と明かした中、アービングがネッツに失望した3つのことがピックアップされた。
fadeawayworld.netによると、アービングは接種拒否の時、反ユダヤ主義に満ちた映画をSNS上でシェアした時、延長契約の内容が十分ではななかった時に、ネッツの組織から軽視されていると感じたという。
アービングは接種拒否により仕事を失ってしまった人々をサポートするために声をあげ続け、彼自身も接種を拒否し続けた。
だが、ネッツのフロントオフィスはアービングの信念を理解しようとせず、アービングをチームに帯同させない決定を下した。
また、アービングがSNS上で反ユダヤ主義に満ちた映画をシェアした時、ネッツはアービングをサポートするどころか、8試合以上の出場停止処分を科した。
アービングはまずSNS上に謝罪文を掲載し、その後メディアインタビューの席で改めて謝罪したわけだが、SNS上に投稿した謝罪文は現在削除されている。
延長契約の内容については、アービングのコート外での言動を懸念していたネッツ側はインセンティブを含めた契約をオファーした一方で、アービングは4年の完全保証契約を望んでいたと報じられた。
アービングは延長契約の条件を譲らなかったネッツに対し、「信頼されていない、リスペクトされていない」と感じ、トレードを要求した。
「我々の仕事は気が散るようなことを完全に排除し、彼がバスケットボールに集中できるようにすること」と語ったマブスのハリソンGMは、アービングをサポートするために全力を注ぎ、アービングが「リスペクトされている」と感じられる環境を作り上げることだろう。
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