グリズリーズのテイラー・ジェンキンスHCがスティーブン・アダムスの回復状況を明かす「残念なニュース」
メンフィス・グリズリーズのスティーブン・アダムスが1月下旬に右膝を怪我した時、離脱期間は3~5週間程度と見られていた。
だが、先月幹細胞注射を受け、離脱期間は4週間延長。
先日はNBAプレイオフを含めて全休する可能性が高いと報じられたが、グリズリーズを指揮するテイラー・ジェンキンスHCによると、アダムスの回復が遅れているのは確かだという。
ジェンキンスHCはアダムスについて次のようにコメント。the Memphis Commercial Appealが伝えている。
我々は彼のプロセスが順調に進んでいると思っていた。
だが、医師たちと一緒に評価したところ、我々が期待していたほど進んではいないことが分かった。
後退したわけでも、再び怪我したわけでもない。
ただ、プロセスが一定のレベルに達していないということだ。
我々にとって残念なニュースであるのは間違いない。
だが、彼のために最高の決断を下し、できる限りを尽くすつもりだ。
グリズリーズはアダムスの回復状況が遅れていることを受け、ルーキーのケネス・ロフトンJrとスタンダード契約を結んだ。
FA市場でビッグマンを獲得する道もあったが、ロフトンJrがGリーグで素晴らしいパフォーマンスを続けていたことと、グリズリーズのシステムを理解していることを評価し、ロフトンJrをプレイオフロスターに加えることを決定したという。
グリズリーズがNBAプレイオフ・ファーストラウンドで対戦するのは、NBAを代表するスターのレブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビス擁するロサンゼルス・レイカーズ。
アダムスの不在によりデイビスに対するディフェンスが懸念されるが、チーム全体でアダムスが抜けた穴を埋めたいところだ。
なお、アダムスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 42 | 706 |
平均出場時間 | 27.0 | 26.8 |
平均得点 | 8.6 | 9.2 |
平均リバウンド | 11.5 (キャリアハイ) | 8.2 |
平均アシスト | 2.3 | 1.5 |
平均スティール | 0.9 | 0.9 |
平均ブロック | 1.1 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 1.9 | 1.5 |
FG成功率 | 59.7% | 58.7% |
フリースロー成功率 | 36.4% (キャリアワースト) | 53.6% |
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