ドック・リバースHCがNBAのドレイモンド・グリーンに対する出場停止処分を支持しない理由とは?「前例となり得る」
NBAは先日、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンに対して1試合の出場停止処分を科した。
一方、多くのNBA選手はグリーンに対する出場停止処分に首をかしげている。
フィラデルフィア・セブンティシクサーズを指揮するドック・リバースHCもNBAの決定を疑問視しているというが、その理由はグリーンを支持するNBA選手たちとは違うようだ。
NBAがグリーンに出場停止処分を科したことについて質問されたリバースHCは、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。
NBAがドレイモンド・グリーンに出場停止処分を科したことが前例となり得ることを懸念している。
他のチームが特定の選手をターゲットにし、そのような状況に陥らせようとしてくることを懸念している。
シクサーズの大黒柱であるジェイムス・ハーデンとジョエル・エンビードを心配しての発言だろう。
ブルックリン・ネッツとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第3戦で、ハーデンはフレイグラントファウル2で退場を強いられ、ジョエル・エンビードはフレイグラントファウル1をコールされた。
NBAが彼らに出場停止処分を科すことはないというが、おそらくシクサーズと対戦するNBAチームはハーデンとエンビードに執拗に当たってくるだろう。
だが、ハーデンとエンビードはグリーンの出場停止処分から学び、第4戦以降は冷静に対処するに違いない。
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