2023年のNBAファイナルは、イースタン・カンファレンス第8シードのマイアミ・ヒートとウェスタン・カンファレンス第1シードのデンバー・ナゲッツが戦うことになった。

ヒートとナゲッツの試合と聞くと、2021年にニコラ・ヨキッチがマーキーフ・モリスにタックルを見舞った問題を思い起こすNBAファンも少なくないだろう。

この時、ジミー・バトラーはベンチにいたヨキッチに対し、「裏でやろうぜ！」と叫んでいるように見えた。

だが、バトラーによると、この時はヨキッチに対して叫んでいたわけではなかったという。

バトラーはヨキッチとの問題について質問されると、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

あの状況においては、人々が知らないいろんなことがあったと思うし、もう放っておくべきじゃないかな。

もう終わったことだし、今回の対戦とはあまり関係ないと思う。

これはハイレベルな戦いだ。

ただ、これは言わせてくれ。

僕はヨキッチに対して叫んでいたわけではなかった。

そこは記事にしてくれても構わない。

僕が叫んだ相手は、僕に叫ばれたことを間違いなく分かっていると思うよ。

この問題ではヨキッチの兄弟とモリスの双子の弟マーカス・モリスを巻き込んだ場外バトルでも話題になった。

おそらくヨキッチの兄弟とマーカス・モリスは会場に駆けつけるだろうが、コートで戦う選手たちは互いをリスペクトしつつ激しい戦いを見せてくれるに違いない。