ポール・ピアース「ナゲッツとヒートはNBA最高のチームではない」
今年のNBAファイナルはデンバー・ナゲッツとマイアミ・ヒートの対戦となった。
ウェスタン・カンファレンスを順調に勝ち上がった第1シードのナゲッツと、プレイイントーナメントを勝ち抜いてNBAファイナル進出を果たした第8シードのヒートは、まさに正反対の道を進んできたと言えるだろう。
だが、NBAレジェンドのポール・ピアースによると、どちらも今季のNBAベストチームではないという。
ピアースはNBAファイナル進出を果たしたナゲッツとヒートについて、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕はこの2チームが最高のチームとは思わない。
僕はマイアミを最高のチームとみなしていない。
彼らは最高のプレイをしている。
そこのところを考えてみてくれ。
マイアミはレギュラーシーズンでリーグワーストのスコアリングチームだった。
彼らはシーズン通して悪い習慣を見せていた。
すると、プレイオフに進出した途端にスイッチを入れたんだ。
彼らはプレイインチームだったのだがね。
ピアースが指摘したように、レギュラーシーズン中のヒートは十分なパフォーマンスを見せることができずにいた。
ヒートがNBAプレイオフで躍進できたのは、ジミー・バトラーの活躍はもちろんケイレブ・マーティンやゲイブ・ビンセント、ダンカン・ロビンソンなど若手たちの成長と復調も大きい。
一方、ピアースはナゲッツについても「最高のチームではない」としたものの、今季のナゲッツはNBAベストチームのひとつだ。
ナゲッツとヒートはNBAファイナルという大舞台で今季最高の1チームであることを証明するパフォーマンスを見せてくれるに違いない。
なお、ナゲッツとヒートの今季レギュラーシーズンのチームスタッツは以下の通りとなっている。
– | DEN | MIA |
---|---|---|
PTS | 115.8 | 109.5 |
TRB | 43.0 | 40.6 |
AST | 28.9 | 23.8 |
STL | 7.5 | 8.0 |
BLK | 4.5 | 3.0 |
TO | 14.5 | 13.5 |
FG% | 50.4% | 46.0% |
3P% | 37.9% | 34.4% |
FT% | 75.1% | 83.1% |
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