ウォリアーズがジョーダン・プールをトレードした決定打はスティーブ・カーHCとの関係悪化?
ゴールデンステイト・ウォリアーズは先日のトレードでジョーダン・プールを放出し、元NBAオールスターポイントガードのクリス・ポールを獲得した。
ウォリアーズが若手有望株のプールをトレード放出した理由のひとつは、ドレイモンド・グリーンとの関係悪化だろう。
だが、理由はそれだけではなかったのかもしれない。
KRON4のスポーツディレクターであるジェイソン・デュマスによると、プールとスティーブ・カーHCの関係が悪化したことがトレードの引き金になったという。デュマスのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
正直なところ、彼(プール)とスティーブの関係がトレードのきっかけになったと思う。
プールとドレイモンドの関係以上という意味だ。
彼(プール)は与えられた役割が彼に合っていないとうんざりし、(カーHCは)それにうんざりしていたのだと思う。
彼がトレードされたのは、パンチ以上にそれが関係しているんじゃないかな。
パンチは良くないことだったし、彼とドレイモンドの関係も良好ではなかった。
だが、僕は何よりもスティーブがうんざりしていたと思っているんだ。
プールは昨季、NBAキャリアベストとなる平均20.4得点を記録したものの、安定したプレイをすることができなかった。
特にNBAプレイオフでは精彩を欠き、カーHCはプールの出場時間を大幅に削減。
プールはそれに不満を持っていたというが、プールがトレードされたという事実が変わることはない。
プールは新天地ウィザーズで望む役割を勝ち取り、NBA選手として成長することだろう。
なお、プールの昨季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | RS | PO |
---|---|---|
出場試合数 | 82 | 13 |
平均出場時間 | 30.0 | 21.8 |
平均得点 | 20.4 (キャリアハイ) | 10.3 |
平均リバウンド | 2.7 | 2.2 |
平均アシスト | 4.5 (キャリアハイ) | 3.5 |
平均スティール | 0.8 (キャリアハイタイ) | 0.8 |
平均TO | 3.1 | 1.2 |
FG成功率 | 43.0% | 34.1% |
3P成功率 | 33.6% | 25.4% |
FT | 87.0% | 76.5% |
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