来季のプレイヤーオプションを破棄してFAになったカイル・クーズマは先日、4年契約でワシントン・ウィザーズに復帰した。

クーズマにはヒューストン・ロケッツやサクラメント・キングスなど複数のNBAチームが関心を持っていたというが、クーズマはFA交渉解禁初日にウィザーズと再契約。

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では、なぜクーズマは再建期に入るであろうウィザーズと再契約したのだろうか？

クーズマはウィザーズと再契約した理由について質問されると、次のように答えたという。hoopsrumors.comが伝えている。

テッド（・レオンシス球団社長）は僕に残ってもらいたいと強調していた。

それは知っていた。

僕はここでの2年間、ひとりの人間として透明性を持ってやってきたと自負している。

テッドを筆頭とした組織全体、以前の経営陣、そして新たな経営陣に至るまで、彼らもすごく透明性を持った人たちだ。

だから、その点で心配する必要はほとんどなかった。

僕はプロセスを経験したかったんだ。

正しい決断をした思っているし、そう信じているよ。

カイル・クーズマ「NBAではフィットとチャンスがすべて」

ウィザーズは先日のトレードでジョーダン・プールを獲得した。

今後はプールとクーズマを中心としてNBAプレイオフ復帰を目指すと思われるが、NBAタイトル獲得の実績を誇るプールとクーズマにはリーダーとしてチームメイトたちを牽引する役割も求められるだろう。

つまり、プールとクーズマにとってウィザーズでの時間は、NBA選手としてはもちろん人として成長する大きな機会となりそうだ。

なお、クーズマの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
G	64	406
MP	35.0	31.1
PTS	21.2 （キャリアハイ）	16.5
TRB	7.2	6.4
AST	3.7 （キャリアハイ）	2.5
STL	0.6 （キャリアハイタイ）	0.6
TO	3.0	2.1
FG％	44.8％	44.9％
3P％	33.3％	33.8％
FT％	73.0％	72.5％