ステフィン・カリーが今後の去就について「他のシナリオを考えるのは難しい」
ゴールデンステイト・ウォリアーズ一筋のNBAキャリアを送っているステフィン・カリーは、数々の偉業を達成したNBA史上最も偉大な選手のひとりだ。
だが、今年のオフシーズンはブラッドリー・ビールがワシントン・ウィザーズを離れ、デイミアン・リラードがポートランド・トレイルブレイザーズにトレードを要求するなど、フランチャイズ一筋のNBAキャリアを送る選手はますます少なくなりつつある。
そのため「カリーも将来的に他のNBAチームに移籍してしまうのでは?」と不安を感じているウォリアーズファンもいるかもしれない。
だが、少なくともカリーにウォリアーズを離れる考えはないようだ。
カリーは「ウォリアーズでNBAキャリアを終えることは何を意味する?」と質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
スペシャルなことだ。
僕は15年目に突入する。
だから、他のシナリオを考えるのは難しい。
僕たちはチャンピオンに4度なったし、COVIDの影響があったシーズンを除けば、ほとんどのシーズンでチャンピオンになるチャンスがあった。
恵まれていると思う。
そうするのは難しいことであり、そのレベルを長期にわたって維持するのは簡単ではない。
すべてのダブネーションにものすごく感謝している。
キャリアを通して達成できたことに本当に感謝している。
僕、クレイ(・トンプソン)、ドレイモンド(・グリーン)は、それを目指している。
それが今の目標であり、モチベーションさ。
ひとつのチームで全NBAキャリアを過ごし、かつNBAタイトルを手にした選手は決して多くない。
近年で言うと、ロサンゼルス・レイカーズ一筋のキャリアを送ったコービー・ブライアントやダラス・マーベリックス一筋のキャリアを送ったダーク・ノビツキー、サンアントニオ・スパーズ一筋のキャリアを送ったティム・ダンカンが思い浮かぶが、カリーはおそらく彼らのカテゴリに加わることになるだろう。
なお、ウォリアーズのオーナーを務めるジョー・レイコブは先日、カリー、トンプソン、グリーンをウォリアーズの一員として引退させたいと語っていた。
ステフ、ドレイモンド、クレイには、ウォリアーズとして引退してほしい。
それが僕の目標であり、我々の目標だ。
その可能性は高いと思っている。
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