トレイシー・マグレディがNBAの試合を見なくなった理由とは?「3ポイントの撃ちすぎ」
NBAオールスター7度選出の実績を誇るトレイシー・マグレディは、NBA史上最も偉大なスコアラーのひとりだ。
だが、マグレディは近年のNBAゲームが「おもしろくない」と感じているのかもしれない。
マグレディによると、NBAよりカレッジバスケットボールのほうにおもしろみを感じているという。マグレディのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
正直言うと、(NBAの試合は)あまり見ていない。
選手たちが集中するプレイオフは見るよ。
レギュラーシーズン?
見ない。
NBAはほとんど見ない。
カレッジバスケットボールをよく見ている。
そっちのほうがエキサイティングなんだ。
僕はカレッジバスケットボールが好きだ。
なぜなら、彼らはハードにプレイするからね。
コンペティティブなバスケットボールだ。
NBAがコンペティティブではないと言っているわけではないよ。
だが、誰もが3ポイントを撃ちすぎている。
めちゃくちゃだし、ひどいショットを撃っている。
カレッジレベルではそういったショットがないんだ。
NBAが3ポイント主体のゲームになっているのは間違いない。
ステフィン・カリーやデイミアン・リラードなどがその道を切り開いたとされているが、この流れがすぐに変わることはないだろう。
むしろカリーやリラードを見て育った選手たちはますます3ポイントに重きを置き、今後何十年も3ポイントのゲームになる可能性も否定できない。
NBAは4ポイントラインの導入を検討しているというが、もしそれが実現すればマグレディはますますNBAゲームから離れるに違いない。
なお、NBAレジェンドのパウ・ガソルは先日、近年のNBAゲームについて次のように苦言を呈していた。
ディフェンスが失われてしまった。
バスケットボールの本質が失われてしまった。
本質とは、チームとしてプレイするということだ。
僕はそこが気に入らない。
ポゼッションしてから8秒以内にシュートを撃つと、以前はベンチに下げられたものだ。
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