セレクトチーム選出のクエンティン・グライムスが元NBA選手たちに教えを乞う
NBAキャリア2年目を終えたニューヨーク・ニックスのクエンティン・グライムスは現在、セレクトチームの一員としてチームUSAに帯同している。
同じくNBAで飛躍しようとしている選手たちと共にプレイするのは、グライムスにとって良い刺激となるだろう。
だが、グライムスにとってセレクトチームでの経験は、来季に向けた準備の一部に過ぎないのかもしれない。
グライムスは先月、元NBA選手のJJ・レディックと共にワークアウトに取り組み、多くのことを学んだという。グライムスのコメントをsny.tvが伝えている。
おそらくこの夏で最高の2日間だった。
(レディックは)NBAで15年過ごしたベテランだ。
彼はすべてを見て、すべてを経験し、複数のチームでプレイした。
プレイオフでプレイし、ビッグゲームでプレイした。
彼と体育館で話をし、彼の家でも話をした。
彼の家族とも一緒にディナーを楽しんだ。
正直言って、これ以上の2日間は望めないんじゃないかな。
彼とのワークアウトは本当に良かった。
ピック&ロール、ダウンスクリーン、ピンダウン、フロッピーアクションについて、彼から学んだ。
彼からできるだけたくさんのことを学び、それを来季に取り入れるように努力しているんだ。
グライムスによると、レディックにSNSを通して「一緒にワークアウトする時間はある?」とメッセージを送ると、レディックから快く受け入れてもらったという。
グライムスの学びの時間はこれで終わったわけでなく、セレクトチームでの時間が終わったら、元NBAスターであり現在メンフィス大学を指導しているペニー・ハーダウェイと共にワークアウトする予定だ。
ニックスはこのオフシーズン中にダンテ・ディヴィンチェンゾを獲得した。
これによりグライムスの出場機会は減少する可能性があるが、常に学びの姿勢を忘れないグライムスは厳しい競争を勝ち抜き、ニックスにとって欠かせない選手のひとりに成長するに違いない。
なお、グライムスのNBAキャリア1年目と2年目のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | 2022-23 |
---|---|---|
G | 46 | 71 |
MP | 17.1 | 29.9 |
PTS | 6.0 | 11.3 |
TRB | 2.0 | 3.2 |
AST | 1.0 | 2.1 |
STL | 0.7 | 0.7 |
TO | 0.6 | 1.0 |
FG% | 40.4% | 46.8% |
3P% | 38.1% | 38.5% |
FT% | 68.4% | 79.6% |