ラプターズがOG・アヌノビーのトレードで求める見返りはNBAドラフト上位指名権?
2022年NBAルーキー・オブ・ザ・イヤーのスコッティ・バーンズ中心のチームに生まれ変わるとされるトロント・ラプターズは、OG・アヌノビーをトレードで放出すると見られている。
だが、トレードの見返りとしてNBAドラフト上位指名権を複数獲得できない限り、少なくともこのオフシーズン中にトレードが実現することはないのかもしれない。
RealGMによると、ラプターズは今年2月のトレード期限までに、他のチームから複数のNBAドラフト1巡目指名権をパッケージとしたオファーを提示されたものの、いずれも1巡目上位指名権ではなかったため、オファーに応じなかったという。
つまり、アヌノビーをトレードで獲得したいチームは、少なくともNBAドラフト1巡目上位指名権をトレードパッケージに含めなければならないだろう。
アヌノビーの契約は2024-25シーズンまで残っている。
だが、来年夏にプレイヤーオプションを破棄すればFAになり、他のチームと契約できるため、ラプターズとしてはトレードで見返りを得たいところだ。
なお、メンフィス・グリズリーズとインディアナ・ペイサーズは2月のトレード期限までにNBAドラフト1巡目指名権3つとのトレードをオファーしたと報じられている。
アヌノビーの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 67 | 368 |
MP | 35.6 | 28.4 |
PTS | 16.8 | 11.6 |
TRB | 5.0 | 4.3 |
AST | 2.0 | 1.5 |
STL | 1.9 (キャリアハイ) | 1.2 |
TO | 2.0 | 1.3 |
FG% | 47.6% | 47.1% |
3P% | 38.7% | 37.5% |
FT% | 83.8% (キャリアハイ) | 74.4% |