ウォーカー・ケスラーがウィル・ハーディーHCからの電話を振り返る「トレードされるかと思った」
ルーキーシーズンを終えたユタ・ジャズのウィル・ハーディーは、ラウリ・マルカネンと共にジャズを長く牽引する選手として見られている。
チームUSAの一員としてFIBAバスケットボールワールドカップに出場するケスラーは、偉大なチームメイトたちからたくさんのことを学び、さらなる飛躍につなげるだろう。
だが、NBAはビジネスの世界であり、明日何が起こるか分からない。
ケスラーはルーキーながらにして、ビジネスの厳しさを感じていたのかもしれない。
ケスラーによると、ジャズを指揮するウィル・ハーディーHCから突然電話があった時、トレードの連絡だと思ったという。
ケスラーは「USAバスケットボールに招聘されたと連絡があった時、君はどこにいた?」と質問されると、次のようにコメント。talkbasket.netが伝えている。
僕はユタの練習施設でワークアウトしていた。
すると、JZ(ジャスティン・ザニックGM)がコートに来て、こう言ったんだ。
「ウォーカー、一旦ストップしてくれ。君に電話がきている」とね。
僕は少し驚き、「何が起こるか分からない。トレードの話か?」という感じさ。
あらゆることが頭を巡った。
彼(ザニックGM)は「コーチのウィル・ハーディーからだ」と言ったから、僕は「OK」と答えて電話をとった。
コーチが「やあ、相棒。何をしてるんだい?」と聞いてきたから、僕は「コーチ、ワークアウトしているところだ」と答えた。
すると、彼は「君はUSAチームに選ばれた。おめでとうと言わせてくれ」と言ったんだ。
僕は言葉を失った。
彼らは声を上げて祝福してくれ、そして僕はここにいるんだ。
ケスラーとしては、まさに地獄から天国に上がった気分だったことだろう。
チームUSAでの出番はそれほど多くないものの、貴重な経験をジャズに持ち帰り、ハーディーHCやチームメイトたちとシェアするに違いない。
なお、ケスラーの昨季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 |
---|---|
G | 74 |
MP | 23.0 |
PTS | 9.2 |
TRB | 8.4 |
AST | 0.9 |
STL | 0.4 |
BLK | 2.3 |
TO | 0.8 |
FG% | 72.0% |
3P% | 33.3% |
FT% | 51.6% |