オーストラリア代表HCが不満を吐露「コートにいた数人が眠っていた」
NBAで活躍する選手を豊富に擁するオーストラリア代表は、FIBAバスケットボールワールドカップ2023のメダル有力候補の1チームだ。
東京オリンピックでは悲願の銅メダルを獲得しただけに、今大会でもメダルを獲得し、国際舞台でのポジションをより確固たるものにしたいところだろう。
だが、日本時間27日にデニス・シュルーダー擁するドイツ代表に敗れてしまった。
オーストラリア代表のヘッドコーチを務めるブライアン・ゴージャンによると、数人の選手が十分に努力していなかったという。ゴージャンHCのコメントをESPNが伝えている。
僕があれほど厳しい態度になっている時は、努力不足だったり、コントロールできることがうまくいっていない時だ。
試合の最初の5分間、2~3人がコートで眠っていた。
ディフェンスもしないし、リバウンドにも行かない。
戦術を実行していなかった。
だから、それを指摘するためにタイムアウトが必要だと思ったんだ。
もう一度言おう。
僕が本当に厳しくなるのは、そのような時だけだ。
非常に稀だ。
今年選手たちと一緒に過ごしてからは、初めてだったんじゃないかな。
オーストラリア代表がセカンドラウンドに進出するためには、日本代表に勝利しなければならない。
オーストラリア代表はジョシュ・ギディー、マティス・サイブル、パティ・ミルズ、ニック・ケイ、デュオプ・リースをスターターに起用しているが、ギディーのプレイメイクをより活かすためにも、アウトサイドシュートが不足しているサイブルもしくはケイをスターターから外し、ジョシュ・グリーンを起用する可能性があるという。
いずれにせよ、絶対に負けられないオーストラリア代表は、フィンランド代表に大逆転勝利して勢いに乗る日本代表に全力で向かっていくことになりそうだ。