コービー・ブライアントを彷彿とさせるロンデイ・ホリス・ジェファーソン「シャバズ・ネイピアにいつもDNA検査を受けろと言われる」
ヨルダン代表としてFIBAバスケットボールワールドカップに出場している元NBA選手のロンデイ・ホリス・ジェファーソンは、2試合で平均31.5得点を記録するなど、素晴らしいパフォーマンスを見せている。
平均31.5得点は、スロペニア代表のNBAスター、ルカ・ドンチッチに次ぐ数字だ。
しかし、それ以上に話題を集めているのは、ホリス・ジェファーソンのパフォーマンスだろう。
コートでプレイするホリス・ジェファーソンのスタイルがNBAレジェンドのコービー・ブライアントに瓜二つなのだ。
ホリス・ジェファーソンによると、現在セルビアのクラブチームに所属する親友シャバズ・ネイピアから、いつも「DNA検査を受けろ」と言われているという。ホリス・ジェファーソンのコメントをeurohoops.netが伝えている。
彼にいつもこう言われるんだ。
「DNA検査を受けろ。君はコービーの従兄弟だ」とね。
(ファンからの「コービー」チャントは)光栄だ。
夢が叶ったようなものさ。
彼と一緒に過ごし、彼から学びたかった。
だが、彼の名前がチャントされると、彼が今もバスケットボールの中に生きていることが分かるんだ。
ホリス・ジェファーソンによると、NBAでは結果を残すことができなかったが、プエルトリコでの出会いが彼のバスケットボールキャリアを前に進めたという。
自分の才能と能力を本当に信じてくれるコーチに出会うと、自分のゲームが次のレベルに達すると思う。
自分にはできないと思っていたことや、懸命に取り組んできたことができるようになる。
プエルトリコに行った時、エディ・カシアノは僕に自分のプレイをすることを許してくれた。
自由にプレイさせてくれたんだ。
あるリーグでは、それができる選手もいる。
だが、(NBAでは)チャンスがなかった。
僕の出番はなかったし、機会もなかった。
ブルックリン(・ネッツ)での3年目にそれを少し経験したが、今は本当に自由にプレイできている。
素晴らしいことだ。
ホリス・ジェファーソンの妻と2人の子供も会場を訪れ、ヨルダン代表としてプレイするホリス・ジェファーソンを見守っている。
ホリス・ジェファーソンによると、ここに至るまで彼の妻が常にサポートしてくれたという。
彼女たちがこのイベントに参加できるのは、本当にスペシャルなことだ。
ここに来るまでにたくさんの努力と移動が必要だった。
彼女はひとりで子どもたちを世話してくれた。
感謝している。
女性は素晴らしい。
僕たちは常に女性を称賛し、最高に接し、大切にするべきだ。
「左利きのコービー・ブライアント」ことホリス・ジェファーソンは、日本時間30日に金メダル最有力候補のチームUSAと対戦する。
NBAで活躍するスター選手たちを相手に、果たしてホリス・ジェファーソンは結果を残すことができるだろうか?
なお、ホリス・ジェファーソンのNBA時代のスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
TM | ブルックリン・ネッツ トロント・ラプターズ ポートランド・トレイルブレイザーズ |
G | 305 |
MP | 22.2 |
PTS | 9.0 |
TRB | 5.5 |
AST | 1.9 |
STL | 0.9 |
TO | 1.3 |
FG% | 44.9% |
3P% | 21.2% |
FT% | 73.5% |