NBAを代表するビッグマンのカール・アンソニー・タウンズ擁するドミニカ代表は、FIBAバスケットボールワールドカップでグループステージセカンドラウンド進出を果たした。

残念ながら決勝トーナメントに進出することはできなかったが、ドミニカ代表にとって実りあるワールドカップだったと言えるだろう。

セカンドラウンド敗退のカール・アンソニー・タウンズ「ドミニカ共和国は僕にとって世界」

だが、ドミニカへの帰途で悲しい出来事に見舞われてしまったようだ。

eurohoops.netによると、理学療法士としてドミニカ代表に帯同したブラディミール・レガラドが、ワールドカップを終えて帰国している道中に心停止を起こし、帰国後に他界したという。

レガラドの突然の死を受け、ドミニカ共和国バスケットボール連盟は以下のような声明をリリースした。

代表チームの理学療法士を務めたブラディミール・レガラドが、FIBAワールドカップ2023フィリピン大会からの帰国後に他界しました。

深い悲しみとともに発表します。

ご家族に心からお悔やみ申し上げます。

ブラディミール、安らかに眠れ。

ワールドカップを14位で終えたドミニカ代表の選手やスタッフたちは、レガラドの働きと貢献に感謝している。

ドミニカ代表はこの深い悲しみを乗り越え、功労者のレガラドに次の国際大会で最高の成績を捧げると誓ったことだろう。