マブスのジェイソン・キッドHCはクリスチャン・ウッド獲得を望んでいなかった?
NBAオールスターガードのルカ・ドンチッチ擁するダラス・マーベリックスは、昨年夏のトレードでビッグマンのクリスチャン・ウッドを獲得した。
当初のウッドは主力のひとりとしてプレイし、目標のひとつに「NBAオールスターに選出されること」を挙げていた。
だが、出場時間が明らかに減少すると、ウッドはコートで貢献できないことに不満を持っていると報じられていた。
しかし、マブスを指揮するジェイソン・キッドHCははじめからマブスのシステムにウッドはフィットしないと感じていたのかもしれない。
ティム・マクマホン記者によると、キッドHCはトレードでウッドを獲得することを望んでいなかったという。マクマホン記者のコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
率直に言うと、ジェイソン・キッドはクリスチャン・ウッドを望んでいなかった。
あのトレードはJキッドの同意なしで実行に移されたんだ。
ウッドは1月中旬に怪我による離脱を強いられ、2月上旬に復帰すると、出場時間は激減。
離脱前に平均29.0分あった出場時間は、復帰後に平均21.3分に減少した。
キッドHCは「ビッグマンの層が厚い」ことを理由として挙げていたが、レイカーズも4番と5番のポジションは厚い。
ウッドによると、レイカーズを指揮するダービン・ハムHCから大きな役割を任されることを約束されたというが、その保証はない。
ウッドが十分な出場時間を得られなかった時、不満を漏らしてチームの和に悪影響を及ぼさないことを祈るばかりだ。
なお、ウッドの昨季離脱前と復帰後のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 離脱前 | 復帰後 |
---|---|---|
G | 42 | 26 |
MP | 29.0 | 21.3 |
PTS | 18.4 | 14.0 |
TRB | 8.4 | 5.7 |
AST | 1.7 | 2.1 |
STL | 0.5 | 0.4 |
BLK | 1.3 | 0.8 |
TO | 2.1 | 1.3 |
FG% | 53.5% | 47.5% |
3P% | 38.5% | 36.3% |
FT% | 73.7% | 83.5% |