マルコム・ブログドンはジョー・マズーラHCの発言にも不満を持っていた?
ボストン・セルティックスはクリスタプス・ポルジンギスを獲得するため、ワシントン・ウィザーズ、ロサンゼルス・クリッパーズとの3チーム間トレードで昨季NBAシックスマン・オブ・ザ・イヤーのマルコム・ブログドンを放出する予定だった。
だが、ブログドンの健康状態に問題があることが判明し、ブログドンのトレードは白紙に。
ブログドンはセルティックスにトレード要員にされたことに不満を感じたというが、ブログドンの不満はそれだけではなかったのかもしれない。
hoopshype.comによると、セルティックスを指揮するジョー・マズーラHCがデリック・ホワイトを先発ポイントガードとして起用する方針であることを明かすと、ブログドンはそれに不満を感じたという。
セルティックスはポルジンギスを獲得するために元NBAディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーのマーカス・スマートをトレード。
マズーラHCはその後、ジェイレン・ブラウンとの延長契約後の会見で、ブログドンではなくホワイトを先発起用する見込みであることを明かしていた。
その結果、ブログドンはトレードでポートランド・トレイルブレイザーズに移籍することになったわけだが、ブレイザーズはさらなるトレードでブログドンを放出すると見られている。
不安定な状況が続く中、ブログドンの不満が爆発しないことを祈るばかりだ。
なお、ブログドンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 67 | 400 |
平均出場時間 | 26.0 | 29.5 |
平均得点 | 14.9 | 15.4 |
平均リバウンド | 4.2 | 4.2 |
平均アシスト | 3.7 | 4.6 |
平均スティール | 0.7 | 0.8 |
平均TO | 1.5 | 1.7 |
FG成功率 | 48.4% | 46.7% |
3P成功率 | 44.4% (キャリアハイ) | 38.8% |
FT成功率 | 87.0% | 87.9% |