ジェイムス・ハーデンとベン・シモンズの状況の違いとは?
元NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンは現地4日にフィラデルフィア・セブンティシクサーズに合流し、トレーニングキャンプに参加したと報じられた。
だが、ハーデンはシクサーズの一員としてプレイすることは考えておらず、今もトレードを要求しているという。
一方、シクサーズは十分なリターンを得られない限りトレードには応じない見込みであり、トレードが実現する見通しはまったく立っていない。
多くのNBAファンはベン・シモンズの状況を連想しているだろうが、エイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、ハーデンとシモンズの状況には違いがあるという。ウォジナロウスキー記者のコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
ハーデンの状況とベン・シモンズの数年前の状況の違いは、ベン・シモンズのトレードには多くのチームが関心持っていたということだ。
彼ら(シクサーズ)は何を獲得することができるか調査していた。
両カンファレンスのチームがベン・シモンズに関心を持っていた。
だが、今回は違う。
ジェイムス・ハーデンに関心を持っているチームは決して多くない。
シクサーズにはロサンゼルス・クリッパーズが関心を持っており、ハーデンもクリッパーズへのトレードを望んでいると噂されている。
だが、クリッパーズはシクサーズの要求が「ハーデンの市場価値に合っていない」と感じ、現時点でトレードに応じる気配はない。
クリッパーズの他、ニューヨーク・ニックスもハーデンに関心を持っているというが、ニックスはハーデンがわずか1年で他のNBAチームに移籍する可能性を懸念し、獲得には動かないとされている。
解決の糸口が見つからない中、果たしてハーデンのトレードは実現するのだろうか?