NBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードはこの夏、ポートランド・トレイルブレイザーズにトレードを要求した。

ブレイザーズは長年の功労者であるリラードの要求を受け入れ、リラードに「君が行きたいチームにトレードするよう協力する」と伝えたと報じられた。

だが、リラードは昨季NBAファイナリストのマイアミ・ヒートへのトレードを望んだにも関わらず、ブレイザーズはヒートのトレードオファーを受け入れず、リラードは最終的にミルウォーキー・バックスへ移籍した。

リラードによると、ブレイザーズがリラードの希望するチームへのトレードを手助けすると言ったのは間違いないという。リラードのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

僕がマイアミをトレード先希望として挙げたのは、皆も知っていると思う。

この話し合いが始まった時、彼ら（ブレイザーズ）は「我々は君が望むチームを構築することができないだろう。君が行きたい場所に行くのを手助けする」といった感じだった。

その時行きたかったのがマイアミだった。

僕は「OK、ここ（ヒート）が僕の行きたい場所だ。君たちは僕が行きたい場所に行くのを手助けすると言ったよね」という感じさ。

その時点であのチームとのコミュニケーションはなくなってしまったんだ。

ブレイザーズは最終的にリラードのトレードで4選手とNBAドラフト1巡目指名権を3つ獲得することに成功した。

リラードのヒートへの移籍希望は叶わなかったものの、リラードは以前から高く評価しているヤニス・アンテトクンポとデュオを結成できることに喜んだことだろう。

来季はリラードとアンテトクンポのケミストリー、リラードとヒートの対戦、リラードとスクート・ヘンダーソンのマッチアップを楽しみにしたいところだ。