ダニエル・タイスがペイサーズでの現状に「満足していない」

ベテランビッグマンのダニエル・タイズは昨季、膝の怪我によりわずか7試合の出場に留まった。

だが、すでに完治したタイスはこの夏にドイツ代表の一員としてFIBAバスケットボールワールドカップに出場し、金メダル獲得に貢献。

タイスとしては、その勢いをNBAに持ち込みたいところだろう。

しかし、今季4試合を終えた時点で一度もコートに立つことができていない。

タイズによると、出場機会を得られない現状に不満を感じているという。タイスのコメントをmasslive.comが伝えている。

僕は明らかに素晴らしい夏を過ごした。

だが、今の状況に満足していない。

プレイしたいし、この夏に経験した良いことを持ち込みたい。

ただ、シーズンは長い。

どうなるか見ていくつもりだ。

コミュニケーションを取らなければならないが、コーチが決めることだ。

僕は準備し、やるべきことに取り組むだけだ。

プレイしたいし、チームの一員になりたい。

それが最も重要なことさ。

ペイサーズのロスターに登録されているスタンダード契約の選手15人のうち、14人は少なくとも今季2試合以上に出場している。

唯一出場していないのがタイスであり、タイスは「コーチの決定による」欠場を強いられている。

タイスの来季の契約はチームオプションであり、現状を見る限り、おそらくペイサーズはオプションを破棄するだろう。

もしくはシーズン中のトレードでタイスを放出する可能性も否定できない。

マイルズ・ターナーのバックアップにはアイザイア・ジャクソンとジェイレン・スミスというより若いビッグマンがいるため、タイスが出場機会を得られる可能性は極めて低いと言えそうだ。

なお、ペイサーズの現時点のロスターは以下の通りとなっている。