タイラー・ヒーロー「僕はひどいディフェンダーではない」
マイアミ・ヒートのタイラー・ヒーローは、NBA屈指のスコアラーだ。
だが、ディフェンスについては疑問視する声が少なくない。
これまでディフェンスで相手に狙い撃ちされることもあり、ディフェンスの改善を大きな課題のひとつとしているヒーロー。
だが、ヒーローによると、彼はオフェンスだけでなくディフェンスも優れた選手だという。
ヒーローは自身のディフェンスについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
僕はひどいディフェンダーではない。
君たちにそれを伝えようとコートで努力している。
試合を見てもらえたら、僕がまともなディフェンダーであることが分かるんじゃないかな。
僕は成長している。
ケンタッキー大学時代の僕はチーム最高のディフェンダーだった。
僕にはスピードとクイックネスがある。
それにプレイを読むことができるんだ。
ヒーローは今季、ブルックリン・ネッツのミカル・ブリッジズとキャムトーマス、デトロイト・ピストンズのケイド・カニングハム、ワシントン・ウィザーズのジョーダン・プールにマッチアップする機会があった。
ヒーローは彼らをFG22本中8本の成功に抑えたというから、ディフェンスが改善されているのは間違いないのかもしれない。
ヒーローがディフェンスをさらに改善することができれば、彼はより完成されたバスケットボール選手になるだろう。
なお、ヒーローの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 6 | 248 |
MP | 38.2 | 31.7 |
PTS | 25.8 | 17.9 |
TRB | 5.7 | 4.9 |
AST | 5.0 | 3.5 |
STL | 1.2 | 0.7 |
TO | 2.3 | 2.2 |
FG% | 45.3% | 44.0% |
3P% | 45.1% | 38.5% |
FT% | 88.9% | 87.6% |