ジェイソン・テイタムがセルティックスに指名されたNBAドラフト当時を振り返る「ここには来たくなかった」
ジェイソン・テイタムは2017年のNBAドラフトに3位指名でボストン・セルティックスに入団して以降、シーズンを経るたびに着実に成長し、今やMVP候補にも挙がるスーパースターになった。
だが、テイタムはセルティックスでの未来を描いていなかったのかもしれない。
テイタムによると、NBAドラフトでセルティックスに指名された時に不満を感じていたという。
テイタムは当時を振り返り、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
まず第一に、ここには来たくなかった。
なぜなら、ここでプレイするつもりはなかったからね。
彼らにはゴードン(・ヘイワード)、ジェイレン・ブラウン、アイザイア・トーマス、(マーカス・)スマートがいた。
そのチームでプレイするには僕では役不足だと感じていたんだ。
どうやってゲームをフィニッシュさせるのかということについては、考えもしなかった。
ただ、試合に出場できるか、先発できるのか、ということが気になっていたんだ。
そう明かしたテイタムだが、セルティックスは初日からテイタムをスターターに起用し、テイタムもセルティックスの期待に応えるパフォーマンスを見せてきた。
おそらく今のテイタムはセルティックス以外のNBAチームでプレイすることは考えておらず、セルティックスに指名されたことを幸運だったと感じていることだろう。
現時点で唯一全勝のセルティックスがNBAタイトルを勝ち取ることができれば、テイタムのセルティックスに対する愛情はますます深まるに違いない。
なお、テイタムの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 5 | 444 |
MP | 35.0 | 34.0 |
PTS | 30.2 | 22.6 |
TRB | 9.6 | 7.0 |
AST | 3.4 | 3.3 |
STL | 0.6 | 1.1 |
TO | 2.6 | 2.3 |
FG% | 55.0% | 46.0% |
3P% | 45.2% | 37.6% |
FT% | 84.6% | 84.7% |