ロサンゼルス・クリッパーズは先日、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとのトレードでNBAスターのジェイムス・ハーデンを獲得した。

このトレードで最もネガティブな影響を受けたのが、バックアップポイントガードのボーンズ・ハイランドだ。

クリッパーズを指揮するタイロン・ルーHCによると、チームのラインナップがどう機能するかを確認するため、ハイランドに当面はローテーションから外すことを伝えたという。

では、ハイランドはローテーションから外されたことをどう思っているのだろうか？

ハイランドはこの件について次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。

彼（ルーHC）は僕とコミュニケーションを取り、そう伝えてくれた。

求めることができるのはそれがすべてだ。

不満を持つこともできるが、僕はただ準備しておくだけさ。

もちろんプレイしたい。

だが、物事を大きな視点で見ようとしている。

僕はもっとひどい経験をしたことがある。

死に直面したこともある。

だから、僕なら対処できるよ。

ボーンズ・ハイランドが命を救ってくれた恩人と再会

ハイランドは高校生だった時に自宅が火事に見舞われ、2階の窓から飛び降りて一命をとりとめた。

だが、家にいた祖母と従兄弟は逃げることができず、死亡してしまった。

ハイランドにとって、その辛い経験が今に活かされているのかもしれない。

なお、ハイランドの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2023-24	NBAキャリア
G	8	133
MP	23.5	19.4
PTS	11.8	10.9
TRB	1.6	2.5
AST	2.9	2.9
STL	0.8	0.6
TO	2.0	1.4
FG％	43.8％	40.3％
3P％	35.7％	36.8％
FT％	90.0％	85.2％