ポール・ジョージがベンチ出場を申し出たラッセル・ウェストブルックを称賛もウェストブルックはメディアインタビューを拒否
ロサンゼルス・クリッパーズは現地17日に行われたヒューストン・ロケッツ戦で元NBAオールスターのラッセル・ウェストブルックをスターターから外し、テレンス・マンを起用した。
ウェストブルックのベンチ出場はクリッパーズのコーチ陣が決めたわけではない。
ウェストブルックはチームの状況を改善するために犠牲になることを厭わず、セカンドユニットでプレイすることを自ら申し出たという。
ウェストブルックのチームメイトであり、親友でもあるポール・ジョージはロケッツに勝利した後、ウェストブルックについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
これからの新たなことへのチャレンジに向け、彼が犠牲になってくれたこと、彼が僕たちのためにやってくれたことはすごく大きい。
ラスの人柄とリーダーシップについては、言葉では足りないよ。
ベンチから出場したウェストブルックは17分間プレイし、8得点、FG成功率22.2%(2/9)に終わった。
ウェストブルックは試合後のメディアインタビューを拒否したというから、クリッパーズファンの間では「ウェストブルックは新たな役割に不満を持っているのでは?」と囁かれ始めている。
ハーデンがトレードで加わった後、ジョージとカワイ・レナードのポゼッション数は微減にとどまったが、ウェストブルックのポゼッション数は大幅に減少。
そのため、ウェストブルックはそれに不満を持ってベンチ出場を申し出たという見方も出てきている。
クリッパーズはいずれウェストブルックと決別し、ハーデン、ジョージ、レナードのビッグ3体制で戦うと噂され始めた中、果たしてウェストブルックは現状をどう考えているのだろうか?
なお、ウェストブルックのロケッツ戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | HOU |
---|---|
MP | 17:23 |
PTS | 8 |
TRB | 3 |
AST | 2 |
STL | 0 |
BLK | 0 |
TO | 2 |
FG% | 22.2% (2/9) |
3P% | 33.3% (2/6) |
FT% | 50.0% (2/4) |
+/- | -9 |