メンフィス・グリズリーズは現在3勝14敗でウェスタン・カンファレンス14位と、絶望的な状況に置かれている。

NBAオールスターポイントガードのジャ・モラントが出場停止、その他多くの主力選手たちが負傷離脱を強いられていることが大きな要因なのだろうが、多くのNBAファンはグリズリーズがこれほど低迷するとは予想していなかっただろう。

グリズリーズファンもホームチームの悲惨な成績に絶望しているのかもしれない。

先日の対戦でグリズリーズのホームを訪れたミネソタ・ティンバーウルブズのNBAオールスター、アンソニー・エドワーズによると、会場の雰囲気は異様に暗かったという。エドワーズのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。

ファンは死んでいた。

僕はこのような雰囲気のメンフィスで一度もプレイしたことがない。

ファンがゲームに加わらないゲームは、メンフィスでは初めてだ。

だから、試合に気持ちを入れるのが難しかった。

彼らはいつもであればすごく騒がしいからね。

グリズリーズが低迷し始めたのは、モラントのオフ・ザ・コートでの問題が報じられた時からだ。

それでも彼らは昨季NBAプレイオフに進出したものの、今季は目も当てられないような戦いを続けている。

モラントは12月中に復帰できる見込みだが、モラントが復帰したとしてもグリズリーズの成功が約束されるわけではない。

果たしてグリズリーズはNBAプレイオフチームの強さを取り戻し、ファンを再び魅了することができるのだろうか？