カイリー・アービングがネッツ時代を振り返る「NBAの歴史の『もしも』になったことは残念」
NBAを代表するスーパースターのカイリー・アービング、ケビン・デュラント、ジェイムス・ハーデンがブルックリン・ネッツに集結した時、多くのファンはネッツがフランチャイズ初となるNBAチャンピオンに輝くと予想していた。
だが、彼らは怪我やオフ・ザ・コートの問題に苦しみ続け、結果的に3人全員がトレードを要求し、スーパーチームは解散してしまった。
先日ハーデン擁するロサンゼルス・クリッパーズと対戦したダラス・マーベリックスのカイリー・アービングは試合後、ネッツ時代を次のように振り返ったという。fadeawayworld.netが伝えている。
僕、ジェイムス、KDのスーパーチームがNBAの歴史において『もしも』のひとつになってしまったのは残念だ。
僕たちには良いシーズンもあった。
だが、僕たちにコントロールできなかったこと、ワクチンとかさまざまなシナリオと状況を除けば、かなりうまくやっていたんじゃないかな。
手に入らなかった女の子のようなものさ。
これからずっと残る傷になる。
振り返ってみると、素晴らしい妻がいて、子どもたちもいて、すべてを持っていたから、「クソー」という感じさ。
後悔はしていないよ。
妻とはトラブルを起こしたくないし、「他の女の子のことは考えていないよ、ベイビー」という感じだ。
ただ、大きなものを逃してしまったような気分さ。
もしワクチンや怪我の問題がなければ、アービング、デュラント、ハーデン擁するネッツは無類の強さを誇っていただろう。
残念ながらそれが実現することはなかったが、彼らは前を向き、今のチームをNBAチャンピオンに導くことに集中しているに違いない。
なお、ネッツ時代のハーデン、アービング、デュラントのスタッツは以下の通りとなっている。
– | J・ハーデン | K・アービング | K・デュラント |
---|---|---|---|
G | 80 | 143 | 129 |
MP | 36.8 | 35.8 | 35.7 |
PTS | 23.4 | 27.1 | 29.0 |
TRB | 8.2 | 4.8 | 7.1 |
AST | 10.5 | 5.8 | 5.8 |
STL | 1.3 | 1.3 | 0.8 |
BLK | 0.7 | 0.7 | 1.2 |
TO | 4.4 | 2.4 | 3.5 |
FG% | 44.0% | 48.9% | 53.5% |
3P% | 34.8% | 39.6% | 40.0% |
FT% | 86.3% | 90.9% | 91.0% |