不振にあえぐシカゴ・ブルズは現地2日にニューオーリンズ・ペリカンズに勝利し、今季初の連勝を飾った。

この日はザック・ラビーンが欠場したものの、先発ポイントガードのコービー・ホワイトが8本の3ポイントを含む31得点、9リバウンド、6アシストと大暴れ。

だが、救世主となったホワイトはまだ満足していないようだ。

ホワイトは試合後、「君が思い描いていた選手になれてきている？」と質問されると、次のように答えたという。talkbasket.netが伝えている。

ノーだ。

このリーグに来た時、僕の主な目標は毎日成長することだった。

学ばなければならないことがたくさんあることは分かっていたし、成長の余地がたくさんあることは分かっていた。

僕は「いつの日かこういう選手になる」という男ではない。

「ただ毎日成長するように努力するだけだ。毎日を有効に使い、オン・ザ・コートとオフ・ザ・コートで一貫性を維持するために必要なことをしようとしているだけだ」という男だ。

ロンゾ・ボールが怪我で離脱して以降、ブルズはポイントガードのポジションに苦労している。

だが、もしホワイトがペリカンズ戦をきっかけに覚醒するなら、ブルズの不振脱却は見えてくるだろう。

果たしてホワイトはNBA選手として一皮むけ、ポイントガードとしてブルズを牽引することができるだろうか？

なお、ホワイトの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2023-24	NBAキャリア
G	21	290
MP	33.2	27.4
PTS	15.0	12.8
TRB	3.1	3.4
AST	4.2	3.4
STL	0.9	0.7
TO	1.9	1.5
FG％	42.7％	42.0％
3P％	40.3％	37.0％
FT％	84.6％	85.4％