タイリース・ハリバートンがペイサーズの現状を嘆く「敗者になるのはうんざり」
インディアナ・ペイサーズは現地11月27日に再建中のポートランド・トレイルブレイザーズに、同30日に昨季NBAファイナリストのマイアミ・ヒートに敗れ、今季の成績を9勝8敗とした。
NBAオールスターポイントガードのタイリース・ハリバートンを中心とする今季のペイサーズにはNBAプレイオフ進出の期待がかかっているが、少なくとも現時点では安定性に欠けると言えるだろう。
ハリバートンもその状況を歯がゆく思っているのかもしれない。
ハリバートンは連敗を喫した後、次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
僕はプレイオフに進出したい。
嘘をつくつもりはない。
個人的な成果はクールだ。
僕個人としてはすでにたくさんのことを成し遂げた。
NBAに来た時の主な目標だったオールスターにもなった。
もちろん個人として達成しなければならないことはもっとある。
だが、現時点で個人の成功は何の意味もない。
僕はただ勝ちたい。
敗者になるのはうんざりだ。
3年連続でNBAプレイオフ進出を逃しているペイサーズは今後、NBAオールスターに成長したハリバートンを中心としたロスターを構築していくだろう。
だが、もし十分な結果を残せない時間が続くと、ハリバートンがペイサーズを見限ってしまう可能性もゼロではない。
ハリバートンが今すぐペイサーズにトレードを要求することはないだろうが、果たしてペイサーズはハリバートンの不満をどう受け止めているのだろうか?
なお、ハリバートンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 16 | 207 |
MP | 33.9 | 33.2 |
PTS | 27.0 | 17.0 |
TRB | 3.6 | 3.6 |
AST | 11.8 | 8.3 |
STL | 1.1 | 1.5 |
TO | 2.5 | 2.3 |
FG% | 51.9% | 48.3% |
3P% | 44.7% | 41.2% |
FT% | 88.0% | 86.0% |