ローテーションから外されたPJ・タッカー「ここに自分の役割はない」
先月のトレードでロサンゼルス・クリッパーズに移籍したベテランフォワード、PJ・タッカーは、クリッパーズの一員として十分なパフォーマンスを発揮することができず、ローテーションから外されてしまった。
それに不満を持ち、他チーム移籍を含めてクリッパーズと話し合っていると報じられたタッカーが、現状を明かした模様。
タッカーはトマー・アザリー記者とのインタビューに応じ、次のようにコメントしたという。clutchpoints.comが伝えている。
Q.このチームでの今の君の役割に問題はない?
A.時点でこのチームに僕の役割はない。
僕はプレイしていない。
ラインナップから外された。
その決定が下されたわけだから、今は受け入れているよ。
だが、僕はまだチームの勝利に貢献できると思っている。
ここであろうと、他のどこかであろうとね。
そして、それが今はここにはない。
だから、自分にできることをやりたい。
Q.今の君の優先事項は?勝つこと?プレイすること?
A.両方だ。
妥協点を見つけなければならない。
僕は自分のことをよく分かっている。
何をもたらせるか分かっている。
何をもたらしてきたか分かっている。
何をもたらし続けることができるか分かっている。
助けになれる良いチームに行くことができたらと思っている。
それと同時に役割をまっとうすることも重要だ。
僕はチャンピオンシップレベルのチームで役割をまっとうしてきた。
過去7~8年にわたり、優勝できるチャンスがあるチームでその役割を果たしてきたんだ。
Q.ここに君の役割はあると思う?
A.ここにはない。
Q.今後ここでの役割がどうなるのか見えている?
A.そうだね。
自分にできることをするために最善策を見つけようとしている。
だが、それが見えることがあれば、存在しないこともある。
僕には見えているとしても、チームが違う見方をしていることもあるんだ。
タッカーによると、指揮官のタイロン・ルーHCと話し合いをし、出場時間を与えられないことについては理解しているという。
クリッパーズはこの状況を受け、タッカーをトレード、もしくはバイアウトで放出する可能性がある。
複数のNBAチームがタッカーとクリッパーズの状況をモニターしているというが、クリッパーズがどう対処するのか注目が集まるところだ。