元Gリーグ選手のチャンス・コマンチが殺害の罪を認める
昨季ポートランド・トレイルブレイザーズで1試合に出場し、今季はサクラメント・キングス傘下のGリーグチームであるストックトン・キングスでプレイしていたチャンス・コマンチは先日、殺害の容疑で逮捕された。
コマンチはマラリーナ・ロジャースの殺害をガールフレンドのサカリ・ハーンデンと共謀。
コマンチとハーンデンはロジャースの首をHDMIコードで絞めて殺害したと報じられたが、その後コマンチが事件の詳細を明かした模様。
fadeawayworld.netによると、ハーンデンとロジャースがロレックスの時計を巡ってトラブルを起こした際、ハーンデンはロジャースから脅迫されて命の危険を感じ、11月にコマンチと殺害計画を立てて実行に移したという。
ロジャースを誘い出して車に乗せたコマンチは、「変態的な行為」を要求する代わりに対価として1000ドルを渡すことを約束。
ロジャースはそれに同意し、コマンチは車の中でロジャースの手を結束バンドで縛ると、無防備になったロジャースの首を後ろからHDMIコードで絞め、最後は手で首を絞めて殺害。
コマンチによると、遺体を処分する場所を車で探し回った時、偶然見つけた溝の中に遺体を移動させると、簡単に発見されないように石を溝に被せたという。
また、ロジャースのスマートフォンもその時に破壊したと供述している。
コマンチは普段はカリフォルニア州ストックトンで生活しているが、その日はGリーグの試合のためにラスベガスを訪れていた。
つまり、遠征中に犯行に及び、殺害から2時間後に何事もなかったかのようにチームメイトたちとラスベガスを後にした。
なお、この事件を受け、ストックトン・キングスはコマンチを即刻解雇した。
コマンチとハーンデンの有罪は免れないだろうが、同じような残忍な事件が起こらないことを祈るばかりだ。