ピストンズのオーナーが「チームを売れ!」コールについて「馬鹿げている」
デトロイト・ピストンズは現地23日にブルックリン・ネッツに敗れ、単一シーズンでのNBA記録に並ぶ26連敗を喫した。
ピストンズはもはやファンからも見放されつつあり、先日行われたホームゲームでは「チームを売れ!」と叫んだファンも少なくなかったという。
では、ピストンズのオーナーを務めるトム・ゴアズは、「チームを売れ!」という声をどう受け止めているのだろうか?
ゴアズによると、ピストンズはバスケットボール以外でもさまざまなことでコミュニティに貢献しており、チームを売却するのは馬鹿げた考えだという。ゴアズのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
彼らは言いたいことを言える。
だが、馬鹿げている。
我々はもっと勝つべきだが、勝利以上にたくさんのことをこのコミュニティでやっている。
選手、組織、我々はこのコミュニティでたくさんのことをやっている。
勝利はひとまず横に置き、我々はこのコミュニティにすごく大きな変化をもたらしてきた。
僕にとってすごく意味があることだ。
人々にとって我々が勝つことが重要であることは理解している。
だが、我々は何年にもわたってこのコミュニティに貢献してきた。
バスケットボール以外でも数十億ドル規模の取り組みがある。
ファンが腹を立てていることは理解しているよ。
だが、(チームの売却は)馬鹿げた考えだ。
ピストンズは今後2試合を落とせば、フィラデルフィア・セブンティシクサーズが2014-15シーズンから2015-16シーズンにかけて記録したNBA史上ワースト記録の28連敗に並ぶ。
ゴアズがコミュニティへの貢献を強調したとしても、おそらくピストンズファンは納得しないだろう。
ゴアズはロスターに変化をもたらすことを約束したというが、果たしてピストンズファンを納得させることができるだろうか?