グレッグ・ポポビッチHCがリングセレモニーでのブルズファンのブーイングに言及「カワイ・レナードの時と同じ」
シカゴ・ブルズは先日、レギュラーシーズン72勝10敗という驚異的な成績を記録してNBAチャンピオンに輝いた1995-96シーズンのメンバーを祝福するため、フランチャイズ初となるチームのリングセレモニーを開催した。
偉業を成し遂げた選手やコーチなどを称え、感謝するセレモニーになると思われたものの、当時ゼネラルマネージャーを務めていたジェリー・クラウスに対するブルズファンの怒りはまだ消えていないのか、ブルズファンはクラウスの名前が発表された時にブーイングを浴びせた。
セレモニーに参加したスティーブ・カーやロン・ハーパー、多くのNBAファンがブルズファンの心無いブーイングを批判している中、サンアントニオ・スパーズの名将グレッグ・ポポビッチHCもこの件に言及した模様。
ポポビッチHCはブルズファンのブーイングについて、次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。
カワイ・レナードがここに来てブーイングされたことと同じだと思う。
あのようなものは必要ない。
無礼だ。
無知だ。
何かが起こると、いま我々が生きているこの世界のスナップショットのようだ。
意地の悪いことがかなり許容されてしまっていると思う。
ポポビッチHCによると、アメリカのみならず世界が同じような傾向にあるという。
とはいえ、クラウス本人はすでに他界しており、セレモニーに代理出席してブーイングを浴びたのはクラウスの妻だ。
クラウスの妻の涙を見たブルズファンはどう感じているのだろうか?