トム・ティボドーがトレードの噂の渦中のクエンティン・グライムスにメッセージ?「外野のことは遮断しなければならない」
ニューヨーク・ニックスは先日のトレードでイマニュエル・クイックリーとRJ・バレットを放出し、OG・アヌノビー、プレシャス・アチウワ、マラカイ・フリンを獲得した。
これによりバックコートがある程度整理されたものの、トレードの噂がつきまとっているクエンティン・グライムスの出場機会はそれほど増えていない。
だが、指揮官のトム・ティボドーHCによると、グライムスに対するトレードオファーを受付中と報じられているとはいえ、必ずしもトレードにつながるわけではないという。
ティボドーHCはグライムスのトレードの噂について質問されると、次のようにコメント。The New York Postが伝えている。
毎年この時期になると、トレードの話題が100件あがる。
そのうち実現するのは1件だ。
だから、自分のルーティンに集中しなければならない。
外野のことは遮断しなければならない。
目の前にあることに集中しなければならない。
バスケットボールに集中しよう。
リーグの人気は非常に大きい。
メディア、ソーシャルメディア、誰もが噂について話をしている。
今日の社会の副産物だ。
だが、それに巻き込まれるな。
称賛、批判、憶測、そんなの関係ない。
本当に重要なのは君がどう考えているか、我々がどう考えているかだ。
まだ23歳と若いグライムスは、さらなる成長が期待できる選手だ。
さまざまな噂や憶測が広がる中、経験が浅いグライムスがバスケットボールだけに集中することは難しいかもしれないが、この経験はこれからのNBAキャリアに役立つに違いない。
なお、グライムスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 41 | 158 |
MP | 19.8 | 23.5 |
PTS | 6.8 | 8.6 |
TRB | 1.7 (キャリアワースト) | 2.5 |
AST | 1.1 | 1.5 |
STL | 0.7 | 0.7 |
TO | 0.5 | 0.7 |
FG% | 38.7% (キャリアワースト) | 43.6% |
3P% | 36.8% (キャリアワースト) | 38.0% |
FT% | 71.4% | 76.8% |