ヤニス・アンテトクンポが度重なるヘッドコーチの変更を受け「難しい」
ミルウォーキー・バックスは昨季終了後、ヘッドコーチのマイク・ブデンホルツァーHCを解雇した。
後任にエイドリアン・グリフィンを採用したもののシーズン途中に解雇し、アシスタントコーチのジョー・プランティーを臨時ヘッドコーチに任命。
その後ボストン・セルティックスをNBAチャンピオンに導いた実績を誇るドック・リバースをフルタイムのヘッドコーチとして採用した。
つまり、バックスにとってリバースHCはここ半年で4人目のヘッドコーチとなる。
NBAオールスターフォワードのヤニス・アンテトクンポによると、度重なるヘッドコーチの変更に対処するのに苦労しているという。アンテトクンポのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
難しい。
本当に難しい。
ここ6ヶ月のスパンで4人目のコーチだ。
コーチ(ブデンホルツァー)、コーチ(グリフィン)、コーチ(プランティー)、ドック。
哲学が違えば、ゲームプランも違う。
難しい。
消耗する。
僕はゲームの学生だ。
誰かに何かを要求されたら最善を尽くす。
僕は僕たちが達成しようとしていることを理解している。
チームメイトたちに質問された時に答えられるようにするためにもね。
バックスはディフェンスの改善を必要とし、リバースHCに指揮を託した。
リバースHC就任以降のバックスのディフェンシブレーティングは改善されているものの、NBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードがリバースHCのシステムに順応できておらず、オフェンシブレーティングは下がってきているという。
リバースHCが指揮を執り始めてから3勝7敗にとどまっているバックス。
果たしてバックスはディフェンスとオフェンスどちらも改善し、NBAタイトルを獲得できるチームに生まれ変わることができるだろうか?
なお、アンテトクンポの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 54 | 773 |
MP | 35.0 | 32.7 |
PTS | 30.8 | 23.2 |
TRB | 11.2 | 9.7 |
AST | 6.4 (キャリアハイ) | 4.8 |
STL | 1.4 | 1.2 |
BLK | 1.1 | 1.2 |
TO | 3.5 | 3.0 |
FG% | 61.6% (キャリアハイ) | 54.4% |
3P% | 25.5% | 28.5% |
FT% | 65.3% | 70.3% |