アンソニー・デイビスがNBAオールスターゲームに集まる批判を受け「選手たちが怪我するところを見たいのか?」
今季のNBAオールスターゲームは昨季に続き、コンペティティブな精神が見られない内容となった。
多くのファンはNBAオールスターゲームに「何かしらの調整を加えるべき」と主張しているというが、選手の立場で考えると、闘争心のあるNBAオールスターゲームにするのは難しいのかもしれない。
ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスによると、NBAオールスターゲームに出場する選手たちは怪我のリスクにも対処しなければならないという。
デイビスはNBAオールスターゲームに集まる批判を受け、次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
ファンはもちろんリーグが競争力あるゲームを求めているのは明らかだ。
だが、選手としては怪我しないようにすることも考えている。
怪我はゲームにつきものだ。
オールスターゲームで怪我したい選手はひとりもいない。
ここにいる全員がそれぞれのチームにおいてすごく価値ある選手だ。
だから、複雑な気分だ。
コートに出て少し戦い、ただのハイライトショーにならないようにしている。
だが、君たちは選手がダンクしたりコンテストしたりして怪我するところを本当に見たいのか?
避けられたはずの怪我をオールスターゲームで起こるのを見たいのか?
レイカーズのレブロン・ジェイムスやロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードなどは怪我の問題を抱えているため、NBAオールスターゲームでは出場時間を制限した。
おそらく選手たちはこれからも怪我を懸念し、NBAオールスターゲームで必死にプレイすることはないだろう。
「インシーズントーナメントをオールスターウィークエンド期間中に開催すべき」、「オールスターゲームは廃止し、1on1や3on3のゲームを取り入れてみては?」などさまざまな意見があがっている中、果たして来季のNBAオールスターゲームはどのような形で開催されるのだろうか?