NBA復帰の可能性について質問されたデマーカス・カズンズ「ノー」
元NBAオールスタービッグマンのデマーカス・カズンズは、デンバー・ナゲッツに所属した2021-22シーズンを最後にNBAでプレイすることができていない。
近年は活躍の場を海外に移し、今季は台湾のクラブチームでプレイしているカズンズ。
今季NBAプレイオフ進出を目指すチームからオファーが届く可能性はあるが、カズンズは諦めモードに入っているのかもしれない。
カズンズは「近いうちにNBAに復帰する可能性はある?」と質問されると、次のように答えたという。HoopsHypeが伝えている。
正直言うと、ノーだ。
君たちも知っての通り、それを目指していた時期があった。
だが、今の自分の人生を考えると、バスケットボール以外のことも含めて良い状態なんだ。
だから、これから起こること、自分の未来にワクワクしている。
僕のNBAでの12年間のキャリアは、人生において小さな章だ。
次の章に進み、何が待ち受けているのか見てみたいと思っている。
NBAオールスター4度選出の実績を誇るカズンズは、アキレス腱断裂、大腿四頭筋断裂、前十字靭帯断裂と大怪我を経験。
それによりNBAキャリアが狂ったカズンズは、かつてのようなパフォーマンスを取り戻すことができずにいた。
今年34歳になるカズンズがNBAに復帰する可能性は日に日に低下しているが、彼はプロバスケットボール選手としてキャリアをまっとうし、世界中のバスケットボール選手たちに大きな影響を与えることだろう。
なお、カズンズの2021-22シーズンとNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 48 | 654 |
平均出場時間 | 15.0 | 29.8 |
平均得点 | 9.0 | 19.6 |
平均リバウンド | 5.6 (キャリアワースト) | 10.2 |
平均アシスト | 1.5 (キャリアワースト) | 3.0 |
平均スティール | 0.7 (キャリアワースト) | 1.3 |
平均ブロック | 0.4 (キャリアワースト) | 1.1 |
平均TO | 1.8 | 3.3 |
FG成功率 | 46.0% | 46.0% |
3P成功率 | 30.3% | 33.1% |
FT成功率 | 76.0% | 73.7% |