イタリアバスケットボール連盟会長がドリュー・ユーバンクスとダンテ・ディヴィンチェンゾの帰化に言及
パリオリンピック出場を狙うイタリア代表は先日、帰化選手を1人もしくは2人加える可能性があると報じられた。
それを受け、ニューヨーク・ニックスのダンテ・ディヴィンチェンゾはイタリア代表入りに関心を持ち、パスポートの取得手続きを開始したことを発表。
だがその後、イタリアバスケットボール連盟は期限までにディヴィンチェンゾの手続きを完了できない見通してあることを明かした。
しかし、イタリア代表はもうひとりのNBA選手をロスターに加えるかもしれない。
イタリアバスケットボール連盟のジャンニ・ペトルッチ会長によると、フェニックス・サンズのドリュー・ユーバンクスをイタリア代表のロスターに加えるため、すでに手続きを開始しているという。
ペトルッチ会長はユーバンクスとディヴィンチェンゾのイタリア代表入りについて、次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。
我々はドリュー・ユーバンクスの件に取り組んでいる。
必要な書類上の手続きを完了させるために十分な時間が取れることを願っている。
我々はダンテ・ディヴィンチェンゾの件についてアメリカのメディアを通して知った。
だが、手続きを完了するまでに十分な時間がない。
彼らが代表チームでプレイすることに関心を持っているのは良いことだ。
我々が良い仕事をしていることを意味するからね。
イタリア代表はパリオリンピック出場権獲得を目指し、今年夏の最終予選でプエルトリコ代表、バーレーン代表と対戦する。
残念ながらディヴィンチェンゾは出場できない見込みだが、ユーバンクスがイタリア代表のユニフォームを着てプレイする可能性は十分あると言えそうだ。
なお、ユーバンクスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 51 | 299 |
MP | 16.0 | 16.0 |
PTS | 5.6 | 6.1 |
TRB | 4.3 | 4.6 |
AST | 0.9 | 1.0 |
STL | 0.4 | 0.4 |
BLK | 0.8 | 0.9 |
TO | 1.0 | 0.9 |
FG% | 62.5% | 61.0% |
3P% | 100% | 38.3% |
FT% | 73.6% | 72.7% |