NBAキャリア12年目のベテランガード、パトリック・ベバリーは、先日のトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズからミルウォーキー・バックスへ移籍した。

ベバリーはトレードされた後にシクサーズを批判するような発言をしていたが、今では感謝の気持ちに変わっている模様。

ベバリーによると、ワシントン・ウィザーズのような再建中のチームではなく、NBAタイトルコンテンダーのバックスにトレードされたことを喜んでいるという。

先日の対戦で古巣に凱旋したベバリーは、シクサーズからトレードされたことについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

（シクサーズ時代の）僕はおそらくキャリアベストのプレイをしていた。

結局のところ、これはビジネスだ。

ミニマム契約中の35歳をトレード要員とし、若い選手と2巡目指名権を獲得できる。

とんでもない取引だ。

僕はビジネスの側面を理解している。

ショックは受けなかったよ。

ワシントンDCやそういったチームではなく、ここに送ってもらえて嬉しい。

シクサーズでは、NBAオールスタービッグマンのジョエル・エンビードが怪我により長期離脱を強いられている。

それを踏まえると、バックスはシクサーズよりNBAタイトルに近い位置にいると言えるだろう。

とはいえ、ベバリーに軽視されたウィザーズとウィザーズのファンはベバリーに対して闘争心を燃やすに違いない。

なお、ベバリーのトレード前とトレード後のスタッツは以下の通りとなっている。

–	トレード前	トレード後
G	47	6
MP	19.6	15.3
PTS	6.3	3.7
TRB	3.1	1.8
AST	3.1	2.5
STL	0.5	0.7
TO	1.0	0.8
FG％	43.2％	32.0％
3P％	32.1％	33.3％
FT％	81.0％	50.0％