チャールズ・バークレー「今のNBAゲームは3ポイントコンテストになりつつある」
近年のNBAゲームにおいて、3ポイントシュートは特に重要な要素になっている。
そのためシューターや3ポイントシュートがあるビッグマンは重宝されがちだが、NBAレジェンドのチャールズ・バークレーは今のNBAゲームにうんざりしているのかもしれない。
バークレーによると、今のNBAゲームはまるで3ポイントコンテストのようだという。
元NBA選手のマット・バーンズとスティーブン・ジャクソンのポッドキャストにゲスト出演したバークレーは、今のNBAゲームについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
ひどいバスケットボールだ。
ディフェンスがない。
3ポイントシューティングコンテストになりつつある。
僕が唯一うんざりするのは、選手たちが体育館でひと晩中3ポイントシュートを撃ち続けていることだ。
もし決めたら勝つ。
外したら負ける。
選手たちが3ポイントを撃つのは構わないが、今はビッグマンも3ポイントを撃つのか?
もし3ポイントシューティングコンテストをやるつもりなら、そう言ってくれ。
今季のNBAでは特に3ポイントシュートアテンプト数が増えており、それに伴って120点以上のゲームも少なくない。
選手たちのシューティングスキルが向上したことや、バスケットボールの戦略が成熟したことも要因でもあるが、ディフェンス側に不利なルールになっているのも大きな要因のひとつだろう。
NBAは今年の夏にルール調整について話し合い、ディフェンスにもアドバンテージを持たせることを検討するというが、3ポイントシュートが重要視される流れはまだまだ続くに違いない。